葉酸を摂ると妊娠しやすくなるの?

葉酸と妊娠って

よく、『妊活中は葉酸を摂らなければいけません』と聞きますよね。

これは、 葉酸 = 妊娠の確率を上げる と誤解されているようです。

実際には、葉酸 = 赤ちゃんの障害リスクを下げる が正しいようです。

葉酸の効能は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを下げる事と造血作用の2つです。
妊娠すると、卵子と精子の2つしかなかった細胞は子宮で細胞分裂を繰り返して人間の形になっていきます。
人間の体の機能で最初に作られるのが、神経です。
妊娠してから妊娠10週目までで、赤ちゃんの脳と脊髄の基礎が神経細胞によって作られます。

この時に最も重要になるのが、葉酸です。

葉酸は人間のDNA細胞の中心である核酸を作り出す役割があります。
核酸が正常に作られないと、赤ちゃんの神経に異常が発生してしまいます。

現在の日本では、1万人に6人の割合で神経管閉鎖障害をもった赤ちゃんが生まれています。
神経管閉鎖障害とは、生まれつき体の半分しか動かすことができなかったり、脳の一部が無い状態で生まれてくる障害です。
これらは、葉酸が不足している事によって起こります。

実際に1970年から葉酸を研究し始めて、国民に摂取を推奨していたイギリスは1999年には81%も神経管閉鎖障害のリスクを減らした実績があります。

葉酸は妊娠している事を知った後で摂取してもあまり効果はありません。
なぜなら葉酸が最も必用な時期は妊娠初期の10週目までです。

もしあなたが妊娠している事が分かってから葉酸を取り始めようと考えているなら、それはリスクの高い事です。

ですので、葉酸は妊娠してから摂り始めるのではなく、妊娠していない妊活中から摂取する事が大切です。


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